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2017年10月13日金曜日

高岡空手

高岡英夫先生の演武が断片的に収録されていますが、高岡先生の武技の中で私自身が非常に関心がある空手が登場しないのは残念です。


YouTubeには高岡先生が、かつて主催していた空手団体『転会』の動画がアップされており、これはこれで興味深いのですが、私がこの目で確かめたいのは『格闘マガジンK vol.5』(アスペクト)で紹介されていた《崩滑落・逆順体・割体》による突き技なのです。
しかしながら今のところ動画は公開されてないようです。

《崩滑落》とは“身体各部分がより下位の部分に対し流体が斜面を流れ落ちるような動き”とのことですが、甲野善紀先生が仰るところの「不安定の使いこなし」と通じる所がありそうです。

《逆順体》による突きは解説文の“逆突きのタイミングで突きが出て、足が後から運ばれてくる”を読む限りでは競技の達人こと月井新先生が提唱された高速上段突きと同系統の身体操作といった印象を受けます。
※高速上段突きよりも高岡先生の方が先に発表されています。

《高速上段突き》

《割体》とは“身体意識の中で体幹部を左右に分裂する裂け目(割面)が生じる。割面上では2つに割れた身体(割分体)が割面上にあたかも潤滑剤を塗ったのかのごとくスルスル自由にずれ合う運動”とのことですが、中達也先生が解説(動画の18:45頃から)している身体操作が、この概念に近いのでしょうか?

これらの疑問を解消する為にも動画の公開が待たれるところです。

《関連記事》
・自由軸を用いた順突き(追い突き・高速上段突き)

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