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2016年1月5日火曜日

タックルと相撲

最近の競技空手はウィービングやダッキング等の腰捌きを積極的に使う傾向があるようです。

私が試合に出場していた90年代初頭は、これらの技術を使うと"無防備"を取られる事があったので時代の変化を感じます。
ヘッドスリップやダッキングからタックルに入るのも得意でしたが、これもまた審判員への受けは良くありませんでした。

近年まではMMAの影響なのか海外の選手がタックルを上手く使っていました。
その中でもアガイエフ選手のタックルには強烈な印象がありましたが、ルール変更を受けて現在はタックルを封印しているようです。
タックルを許容していた試合の方が格闘性が高く見応えもあったので個人的にはタックル解禁を望みます。
それはさておきまして、タックルは伝統派空手特有の跳び込み突きに対してとても効力を発揮する故、覚えておいて損はないでしょう。
それにしても相手との体格差を物ともせず投げまくるアガイエフ選手の組技は芸術的ですらあります。
相当レスリングや柔道などの組技をやり込んでいるのでしょう。
最近は、加齢からか少しばかり衰えてきた印象もありますが、彼の組手スタイルは空手をよく知らない人でも楽しめると思うので、まだまだ活躍を期待したいところです。

《参考》
柳川道場では相撲を取って組技の基礎を学びました。
相撲の前さばきは接近戦での攻防の参考にもなるので空手実践者には相撲を取ることをお薦めします。

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